環境・リサイクル特別委員会、行政視察


本日は昨日の積雪が嘘のような天気でした。環境・リサイクル委員会の視察がありました。9:30区役所を出発。10:00新江東清掃工場を視察。この工場はH10年完成、国内最大級の清掃工場で、1日あたり1,800tのごみを焼却できる施設を持ち、発電機の能力は50,000kWといずれも国内最大級。1年間でなんと約50万tのごみを焼却しているそうです。

一般家庭用が4割、事業系のゴミが6割持ち込まれ、事業系のゴミは1キロあたり12円50銭で引き取っているそうです。見学者も年間1万人(8割がおもに小中学生)だそうです。

排ガス中の塩化水素・ばいじん・硫黄酸化物・水銀のほとんどを除去。ダイオキシン類についてもダイオキシン除去設備を備える事で法規制値よりも、はるかに低い水準を保っているそうです。

ごみの焼却により発生した熱で、蒸気を発生させ、発電するとともに夢の島熱帯植物園・辰巳国際水泳場・東京スポーツ文化館等の公共施設に熱供給しています。

12:45に中央防波堤埋立処分場を視察。1日に390tの可燃性の粗大ゴミ・1200tの不燃ゴミを焼却・処分しておりさまざまな工程をえた後に、埋立処分されます。

新海面処分場はA~Gブロックあり、最終Gブロックが埋め立てられるまで約あと50年だそうです。

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(可燃性の粗大ゴミを運んでいるところです)

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(パイプを打ち込んでガス抜きをしています)

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(埋立・覆土を行っています)

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(A~Gブロックの一部の部分です)

身近であり、大切な問題であるゴミ対策について、考えさせられた1日でした。