今日16日、臨時の保健福祉委員会が開催されました。12日にもやはり臨時で開催され、今週2回にわたり保健福祉委員会がおこなわれた事になります。
議題は後期高齢者医療制度について。
政府では、自民党・公明党でプロジェクトチームを結成し、H20年4月~半年間凍結。その後の半年間については、1割負担(9割軽減)としております。
非常に複雑であり、尚かつ新たな負担をしいる(75歳以上)制度そのものについて、疑問を感じる事も確かであります。
いままで、扶養者である75歳以上の高齢者(国民健康保険の方、区内で約13000名。それ以外の方、たとえば社会保険の方、約3000名)の方が、新たに東京都の広域連合に移り、そこで保険料を決定し給付する制度ですが、確かに、増大する医療費対策、依然として歯止めがきかぬ少子高齢化問題。また国民皆保険制度を維持する為に、世代間の負担の公平さを保つうえでも、新たな制度は確かに必要とは思いますが、12日と今日の理事者の説明を受け、う~んと考えてしまいました。
非常に難しい問題であり、11月20日の日に広域連合の委員会(対象は各区議会議長・市町村の議長)があり、委員会の意向を汲んで、我が議長が意見を持っていくという事で、臨時の委員会を開いたわけであります。
12日には意向が決まらず、本日再度、委員会をおこないましたが、さまざまな意見が出されました。基本的には理事者の説明に了承ということに、なりましたが。
見直すことについて、法律を改正する方法もあるが、来年4月からの実施に間に合わないとの判断で、区議会公明党としても、全面的とはいえませんが、了承ということに、いたしました。
国として凍結期間中に、また再度検討して欲しいと、切に思います。
その後区民相談2件。(大変重い相談でした。)解決に向け、奔走あるのみ!