西洋美術館 世界遺産へ


文化の杜 薫る街に

西洋美術館 都内初の文化遺産へ!

 

世界遺産

 

台東区に追い風となる大変うれしいニュースが・・・・・

 

東京・上野公園にある国立西洋美術館を含む七か国十七施設の「ル・コルビュジエの建築作品」を世界遺産に登録するよう、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が勧告しました。

三度目の挑戦での登録勧告で、七月十~二十日にトルコで開かれるユネスコ世界遺産委員会での正式決定がほぼ確実になりました。

 

本館は地上三階、地下一階の鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積四千三百九十九平方メートル。

コルビュジエは1955年に来日して設計し、59年に開館しました。

コルビュジエ作品はフランス政府が中心となり、2009年、11年の二度の審査で登録に至らず「三度目の正直」となり、地元の台東区では喜びに沸き立っています。

世界のUENOのスタートです。

 

服部区長のコメント

このたび、国際記念物遺跡会議(イコモス)から、国立西洋美術館を構成資産とする「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」について、世界遺産一覧表への「記載」が適当との勧告がなされました。

世界遺産登録に向けて大きく前進するものであり、大変嬉しく思っています。

登録が実現すれば、東京で初めての世界文化遺産となり、国際文化都市である本区の魅力をより一層強く、世界に発信できると確信しています。

来る7月10日から、トルコ・イスタンブールにて第40回世界遺産委員会が開会されます。

登録に向けて、引き続き台東区議会や地域の皆様をはじめ、国や東京都等の関係機関と連携を図りながら、最大限の努力を傾注してまいります。