平成30年度第1回定例会


皆さん!こんにちわ小坂義久です。

本日9日から3月27日まで、台東区議会第1回定例会が開催されます。

予算特別委員会も行われ、47日間の議会日程となります。

議案も35号議案まであり、それぞれ各委員会に付託され、陳情も付託されました。

 

幹事長会

議会運営委員会

議員協議会

本会議と議事は進みましたが、服部区長による所信表明がありましたので要旨を紹介します。

 

1 はじめに

平成という時代も30年の節目を迎え、この間、日本は超高齢社会を迎え、人口減少時代に突入しました。情報通信技術が急速に発展し、様々な分野で加速度的にグローバル化が進んでいます。東日本大震災をはじめとする未曽有の自然災害も相次いで発生しました。

国は、「働き方改革」をはじめとする新しい政策を次々と打ち出し、「一億総活躍社会」を創り上げるため、取り組みを加速させています。

このように社会が大きく変革する中であっても、区民の生命と暮らしを守り支えることが、基礎的自治体の長である私の変わらぬ使命であります。区民の生活を第一に考え、誰もが安全で安心して健やかに暮らし続けられるまちを築き上げるため、本年も全身全霊で区政に邁進にてまいります。

 

2 江戸の魅力の継承と未来への発展について

台東区は、町人文化が大きく花開いた江戸の中心にあり、洗練された美意識や生活文化は、幾多の時代を超えて今に受け継がれ、なお瑞々しく活力に溢れています。江戸からつながる伝統文化は、まさに、本区のアイデンティティであり、台東区を成長・発展させてきた活力の源です。

そこで本年を、「江戸ルネサンス元年」と位置付けて、本区の輝かしい未来に向けた新たな始まりの年とするため、江戸の文化をテーマとしたトークショーや、昨年10月に観光分野における連携協定を締結した墨田区と共同で、シンポジウムや史跡散歩を開催するなど、様々な事業を展開していきます。

 

3 おもてなし環境の整備について

「花の心プロジェクト」では、昨年10月、地域の皆様に「花の心フラワーサポーター」として、区道や公園の花壇で草花を育てていただく取り組みをスタートさせました。来年度は、小中学校などにご協力をいただき、地域で育まれた「花の心」を大切に育て成長させながら、引き続き、本プロジェクトを推進していきます。

誰もが安心して快適に観光を楽しめる環境の整備を進めるため、駒形橋際公衆トイレを改築し、多機能トイレを整備します。あわせて、四季折々の花で飾られたポケットパークを併設し、地域にうるおいと安らぎを与える空間を創出します。また、東京都とも連携して、観光案内版を計画的に整備し、まちなかの観光案内の充実を図り、観光客の利便性向上を図ります。

 

続く。